ほぐす・もむ ことの怖さ

こんにちは
大田区西糀谷 整体・カイロプラクティックのテイクケアです。
ちょっとした肩こりや腰痛の時、皆さんはどうしていますか?
安い、近くにあるから・・と2,980円のほぐしやリラクゼーションを利用する人も多いと思います。
ほぐしやリラクゼーションでは筋肉の固いところを「もんだり」「ほぐす」ことしかしないと思います。
気持ちいいから行く、という人もいると思いますが…
しかし筋肉が柔らかくなったら体は楽になるのでしょうか?動きがスムーズになるのでしょうか?症状はとれるのでしょうか?
答えは皆さんも経験済みだと思いますが、NOです。
そして整体でもカイロでも柔道整復師(整骨院)でも勉強不足の先生では、やはり答えはNOなのです。
体を全体的なバランスでみているか、関節・骨・筋肉の動きのメカニズム等わかっているかで結果が違ってきます。
腕を上げる動作を例にしてみますと・・・
腕を上げる動作は屈曲といいますが、上腕骨は屈曲をするときに外旋という動きが必ず加わります。また肩甲骨と鎖骨の動きも関与してきます。
いくら筋肉をもみほぐしても、この上腕骨の外旋をスムーズに行えるようにしなければ、また肩甲骨と鎖骨が効果的に動けるようにしなければ、腕を上にあげることはできません。
この体のメカニズムを理解したうえで筋肉をほぐすのと、ただ筋肉を揉む・柔らかくする・ほぐすというのでは雲泥の差があるということです。もしも動きの悪い方向にほぐされていたら、なんともない腕でも徐々に壊れていきます。(五十肩・四十肩など)
このように腕を上げる動作ひとつとっても、考えるべきメカニズムがあります。体はもっと多くの、複雑な動きができますが、その一つ一つに効果的に動くためのメカニズムがあるのです。それを無視して揉んだりほぐしたりすると体は徐々に壊されていくのです。
あなたの行っているほぐし・リラクゼーションは大丈夫ですか?

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