皆さんは『身体=筋肉・骨格』と考えていませんか?
テイクケアでは『身体=本能・脳・精神・体』と考えています。

身体は筋肉・骨格だけでなく、『本能・脳・精神・体』が互いに複雑に影響しあって保たれています。
この関係のバランスが不安定になってしまったとき、影響は『不調』として身体に現れます

『本能・脳・神経・体』がお互いに正しく機能していれば、身体も正しく機能ます。どこかがおかしくなれば、身体は不調になります。
体とは筋肉・骨格だけでなく、内臓・神経・循環や呼吸などの生理機能全てを含んでいます。肩こりや腰痛という症状にこだわりすぎて、筋・骨格だけの施術を受けていては、身体は楽になりません。

痛みをとる=改善ではありません。
痛みとは身体の機能が崩れた結果です。

皆さんは、治療院へ行った時、「肩が楽になった」「腰が痛くなくなった」という結果だけに満足してしまっていませんか?
しかしながら、それだけでは決して根本改善とは言えません。それではすぐに痛みが再発してしまいます。

根本改善の鍵は身体の正常な感覚を取り戻すこと。

現代人は常に時間に追われ、たくさんのことを同時に考えています。
しかしそのような状態が続くと、脳は疲弊してコントロールを失い、無意識のうちに自分の身体をだまして無理をするのが当たり前になってしまいます。
それが自分の身体を苦しめる原因のひとつなのです。この状況は今を生きる私たち現代人に重大な影響を及ぼしています。

患者様にも自分自身の身体が、何より大切なものということを自覚していただけたらと思います。

本能のままに生きている動物や赤ちゃん、幼い子どもは回復力に優れています。しかし、人は成長するにつれて、時間・規律・世間体などにより、本能を抑えて生活しているため回復力が低下しています。このため、疲れがなかなかとれません。

また、現代はスマホやパソコンによる情報過多のため、常に何かを考えながら生活しています。そして、時間に追われ、不調や欲求を無視して行動する時間至上主義に陥っています。このように、脳が緊張した状態が続くと、力を抜こうとしても抜けなくなってしまいます。(力を抜いているつもりになってしまう)言い換えれば、交感神経が優位になっているということです。

テイクケアでいう精神とは、分かりやすく言えば物事の見方や考え方です。

この見方や考え方に偽りがあったり、変えられない人は、人の意見を素直に受け入れることができません。また、プラス思考の人は体にも良い影響を与えますが、マイナス思考の人は、体も不安定になり体調を崩す要因となります。

これらが整っていることで、体も正しく機能します。皆さんは『身体』と言われると、筋・骨格のことを主に思い浮かべる方が多いのですが、内臓、神経や循環・呼吸などの生理機能も含みます。

肩が痛い・腰が痛いといった症状の部分だけにこだわりすぎて、筋・骨格の施術だけ受けていても身体は今までと何も変わりません。

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